弁護士報酬について
◆ 民事事件の弁護士報酬について
1 民事事件とは
私人(企業も含む)間のトラブルで,自ら解決ができないため,第三者に解決を頼む必要がある紛争です。
2 民事事件を解決するには
直接自分で裁判所などの機関を利用するか,法律の専門家である弁護士などに解決を依頼します。
弁護士に依頼する場合は,「相手方との交渉」や,「裁判所などの機関への申立」などをしてもらうことになります。
3 当事務所の民事事件に関する報酬について
原則的な手数料体系は以下のとおりです。
着手金 + 旅費・日当 + 報酬金+ 実費
◆ 着手金
弁護士に事件を依頼するときの費用です。
金額は,紛争の価額に応じます。
着手金には,資料の検討,事実経過等のヒアリング,書面の作成,証人尋問の準備,必要資料の収集などに対する報酬も含みます。
◆ 旅費・日当
遠方の裁判所に出席したり,現地出張する場合は距離・時間に応じていただいています。
◆ 報酬金
依頼事件の結果が出たときに,回収した金額あるいは支払を免れた金額を基準にいただきます。
◆ 実費
印紙・切手代,コピー代などです。
その他,事件の内容によっては以下の報酬体系を適用します。
*定型事件手数料体系
離婚事件、建物明渡請求事件(滞納賃料の請求も含む)、自己破産・少額民事再生・任意整理(個人)
イラストレーターの著作権侵害等事件の場合です。
*タイムチャージ制
*着手金+タイムチャージ制
事件の内容により上記以外の報酬体系を適用する場合もあります。
詳しくは,各弁護士にお問い合わせ下さい。
法律相談について
1 相談される方から事情をお聞きした上で、法律上の観点からアドバイスをいたします。
2 法律上の権利を明らかにすることや相手方との法律関係を解明します。
3 法律相談の結果、相手方との交渉や裁判その他の法律上の手続きに関するアドバイスをいたします。
◆ 法律相談料
1 事務所での面接相談
所要時間 | 本体 | 消費税 | 合計 |
---|---|---|---|
15分以下 | 2,500円 | 250円 | 2,750円 |
15分超 30分以内 | 5,000円 | 500円 | 5,500円 |
30分超 45分以内 |
8,000円 | 800円 | 8,800円 |
45分超 60分以内 | 12,000円 | 1,200円 | 13,200円 |
60分超 75分以内 | 16,000円 | 1,600円 | 17,600円 |
75分超 90分以内 | 20,000円 | 2,000円 | 22,000円 |
90分超 105分以内 | 22,500円 | 2,250円 | 24,750円 |
105分超 120分以内 | 25,000円 | 2,500円 | 27,500円 |
120分超 | 15分単位で 2,500円(消費税別途)を加算 |
*なお,基準時間から5分程度の超過の場合,超過の5分は切り捨てにします。
2 電話・電子メールによる相談
事務所での面接相談に準じます。ただし、直接資料等を見ていないので、その範囲でのお答えになります。
なお、事前にFAX・メール等で資料をお送りいただき、その検討をふまえて電話によるご相談にお答えするときは、資料の検 討時間が加算されます。
3 出張相談
相談者の指定する場所もしくは担当弁護士との協議によって定められた場所で法律相談を受けるときは、事務所での面接相談 料のほかに、事務所から面接場所まで移動するのに要する時間分が加算されます。